<抗菌・防カビ・抗ウイルス性>
●抗菌・防カビ性●
■細菌類のMIC:単位ppm、( )内は銀イオン濃度換算値
菌株 | CF-01 | CF-04 |
---|---|---|
黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus |
400 (10) |
2,000 (10) |
大腸菌 Escherichia coli |
400 (10) |
2,000 (10) |
緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa |
200 (5) |
1,000 (5) |
■真菌類のMIC:単位ppm、( )内は銀イオン濃度換算値
菌株 | CF-01 | CF-04 |
---|---|---|
黒コウジカビ Aspergillus niger |
1,600 (40) |
8,000 (40) |
カンジダ Candida albicans |
400 (10) |
2,000 (10) |
黒皮カビ Cladosporium Cladosporioides |
1,600 (40) |
8,000 (40) |
白癬菌 Tricophyton mentagrophytes |
200 (5) |
1,000 (5) |
※1:方法・・・日本化学療法学会 MIC測定法 寒天平板希釈法
※2:MICは抗菌剤の能力を比較するための尺度の1つで、実際のお客様の製品での配合において必要な抗菌剤添加量とは必ずしも同一ではありません。
各用途での推奨添加量はこちらをご参照ください。
●素早い除菌性能※3●
※3: 被験物質・・・
AGアルファ® CF-01 2.0%水溶液
菌種・・・・・
黄色ブドウ球菌
方法・・・・・
日本石鹸洗剤工業会の洗剤・石けん校正取引協議会が定める「住宅用合成洗剤及び石けんの除菌活性試験方法」参考
●抗ウイルス性●
はじめに:ウイルスの構造と分類について
抗ウイルス効果※4
※4: 被験物質・・・・・・・・
AGアルファ® CF-01 2%水溶液(作用時間:室温5分)
方法・・・・・・・・・・
自社法。AGアルファ® CF-01 2%水溶液に一定量の試験ウイルスを添加した試験液を室温で静置し、5分間作用させたのち試験液を回収してAGアルファ®とウイルスの作用を停止しました。
これを細胞に感染させ、感染した細胞の数(ウイルス感染価)を測定しました。
またAGアルファ®を添加していないものについても同様にウイルスと接触させ、ウイルス感染価の差を比較しました。
※5: ネコカリシウイルス・・・
ヒトノロウイルスについては培養方法が確立されていないため、試験を実施することができません。
そのため代替ウイルスとして一般的に使用される、同カリシウイルス科のネコカリシウイルスに対しての効果を確認しています。
短時間での抗ウイルス効果※6
※6: 被験物質・・・・・・・
AGアルファ® CF-01 0.2%水溶液(作用時間:室温30秒、10分)
ウイルス種・・・・・・
エンベロープなし(ネコカリシウイルス)
方法・・・・・・・・・
自社法。AGアルファ® CF-01 0.2%水溶液に一定量の試験ウイルスを添加した試験液を室温に静置し、各時間で試験液を回収してAGアルファ®とウイルスの作用を停止しました。これを細胞に感染させ、感染した細胞の数(ウイルス感染価)を測定しました。
またAGアルファ®を添加していないものについても同様にウイルスと接触させ、ウイルス感染価の差を比較しました。
●加工品の抗菌・抗ウイルス性●
■AGアルファ®加工品の黄色ブドウ球菌への効果一例
加工品 | 型番 | 試験方法 | 抗菌活性値※7 | 減少率 |
---|---|---|---|---|
住居用洗剤 | CF-01 | 住宅用合成洗剤及び 石けんの除菌活性試験方法 |
4.0 | 99.97% |
不織布製品 | CF-01 | JIS L 1902 | 4.8 | 99.99% 以上 |
水系塗料・コート剤 | CF-04 | JIS L 1902 | > 3.0 | 99.90% 以上 |
ウレタンフォーム | CM-03※8 | SIAA シェーク法 | > 2.6 | 99.99% 以上 |
※7:抗菌活性値・・・無加工品と抗菌加工品の菌数の差を比較した値。2.0以上で効果ありの判定となります。
※8:ポリオールへ抗菌剤を分散させたウレタンフォーム用グレード。
■AGアルファ®加工品のインフルエンザA型ウイルスへの効果一例
加工品 | 型番 | 試験方法 | 抗ウイルス 活性値※10 |
減少率 |
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除菌剤 | CF-01 | 液剤接触※9 | > 3.6 | 99.97% 以上 |
水系塗料 | CF-01 | ISO 21702 | 3.5※11 | 99.99% 以上 |
水系コート剤 | CF-04 | ISO 21702 | 4.6※11 | 99.90% 以上 |
※ 9:液剤接触・・・ウイルスを含む液体と除菌剤を一定時間混合した後に、ウイルスの活性を調べました。
※10:抗ウイルス活性値・・・無加工品と抗ウイルス加工品のウイルス数の差を比較した値。
※11:ISO 21702では抗ウイルス活性値2.0以上で効果ありの判定となります。